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1968・7月
東大闘争全学共闘会議

全都民の皆さんへ
無期限ストライキで
う我々東京大学学生・院生は訴える!!


我々の闘い−たしかに東大は官僚養成工場であり、東人生は社会的悲惨と苛烈な収奪の擁護者であった。
だが、今は違う。
我々はそのような恥ずべき将来を認めようとはしない。
現在の大学の位置、その大学の中に於ける我々学生の存在を拒否し、乗り越えようとしているのである。これに対し学校当局は黙殺を守り、機動隊という暴力装置を導入することによって弾圧をかけてきたのであり、そしてその弾圧を直接受けたのは、5ケ月以上にもわたるストライキで闘っている医学生、青年医師であったのだ。

 医学生、青年医師の闘い−−−−−我々は、インターン制度廃止の闘いを通じて、医者の個別利害の追求では、決して問題は解決し得ず、医療合理化に全面的に対決する闘争として発展させねばならないことを確認した。これに対し、政府・厚生省は、健保抜本改悪(給付率引き下げ等、患者が医者にかかりにくくするもの)等にみられるような低医療費政策の一環としての登録医制でもって、若年医師の労働力の収奪と管理を目ざしてきたのである。我々はこうした登録医制に反対し、医療合理化を支える医局体制の矛盾を打破し、それに代わるものとして自主研修と医療労働の自主管理をかかげて闘ってきたのである。
 そして大量の不当処分−「こうした医学生、青年医師の闘いを無視し続けて来た学校当局は、春見事件というささいな、しかもデッチアゲの事件を利用して、17名という大量の処分を出してきたのである。
 何故に処分は不当なのか?
−この処分は闘争の指導者をねらい打ちにし、闘争を弾圧しようという極めて政治的な意図を持っているからである。(その意味からすれば、現場にいなかった者まで処分されたというのは怪談でも何でもないのである。)
そしてこの処分を支えているものが、学生を排除した「大学の自治=教授会の自治」という一方的な論理であり、学生を管理・飼育していこうとする国大協路線であるからなのだ。ここに於て、不当処分白紙撤回の闘いが強固に組まれたのである。
 そして機動隊導入・総長の欺瞞的対応-----総長こそは文部省ー時計台官僚のルートによって直接的な支配を浸透させようと図る国家権力の意を体して、東大の支配機構の頂点に坐し、大量不当処分を承認し、処分白紙撤回・大衆団交の要求に応ぜす、その当然の結果として医学生による直接的抵抗に直面するや、自らその本性をむき出しにして機動隊の導入を要請した元凶に他ならないのである。大河内総長はヤセテはいるが、ソクラテスとはなり得ないのである。
 現在ーーー無期限ストで闘う我々に、夏休みという危機が訪れているが、強固なスクラムで最後まで闘い抜く覚悟である。
 最後に、全都民の皆さんの御理解と、暖い御支援を願う次第である。