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君は今何を問われているのか

・・・・二百数十日に及ぶストライキ闘争の中から法学部の学友に訴える・・・

1968・10・11 
東大闘争医学部連絡会議


1、医学部問題の根源
 独占資本の繁栄のもとで、生産第一主義が強調され、合理化が強行され、労働災害は年を追って激増している。おびただしい災害発生の氷山の一角を反映したものとして、労災保険にあらわれた数字は、毎年132万人以上が災害にあっていることを示している。毎日18人が殺され3670人の労働者が傷つけられている。炭鉱労働者を例にとれば、三池闘争の1960年と1965年では災害指数は111から168に増え、61年には月28人が殺され、355人が傷ついている。しかも最近、あらゆる職業において保安無視の生産増強、ひとべらしと労働強化の中で、労働災害は大型化している。職業病はキーパンチヤーのけんしょう炎、運転手のムチウチ症、配管工のガス中毒、化学薬品による職業病、全産業にわたる腰痛症が頻発している。

 資本のあくことを知らない搾取の強化のもとで、防止できる職業病も放置され、今やそれは、全産業の労働者の健康をおびやかしている。農民はどうだろうか?ー−同じだ。公害はどうか? 交通事故はどうか?--一同じだ。

 新安保条約以後、池田、佐藤両政府のもとに於ける日本資本主義の「驚異的発展」は資本主義世界第3位という「繁栄」をもたらしているが、この見せかけの繁栄は、一方に於ける労働者、人民の犠牲の上に築き上げられたものである。こうして人民の健康破壊の進行と増大する医療要求は健保財政を危機に追いこんだが→70年を目前にしてアメリカのアジア侵略に追随し、海外進出をはかりながらドル防衛や資本自由化の圧力のもとで国内体制の強化に狂奔している政府はこれを健康保険の抜本改悪=社会保障から営利保険へ=によって切り抜けようとしている。これは患者、国民の負担の一層の増加とともに医療従事者への低賃金、合理化攻撃として表われる。こうしたものの一環として登録医法案があったのである。‥‥‥

 我々はこの数年間のインターン闘争、医学生運動の中からインターン問題、無給医問題が総体としての医学医療の状況に規定されており、日本の医学医療全体の変革を展望しつつ闘かわなければならないことを理解した。そして卒業後、こうした内容の闘かいを進めていく運動体=青医連を生みだした。この闘かいの過程で我々は、又、旧医局体制とその上にあぐらをかく医学部教授会が下からの新たな運動の高揚に反動的な恐怖と敵意をいだき運動を圧殺しようとしていることを理解した。当局に青医達の存在を承認させ、運動を進めるための政治的自由を獲得すること一切がここにかかっていた。その意味でこの闘かいは我々にとって、どうしても勝たなければならないものとしてあったのだ。(中略)

3、法学部の学友諸君、君達に問いかけたい!
法学部の学友諸君、君たち一人一人に問いかけたい。君たちには僕らと同じような問題はないのか。
東大法学部の現状、社会的に果たしてきた役割に満足できるのか。辻清明をあのままにしておけるのか。
教授会のスト破壊活動を許すのか。
旧への復帰・・・・・安易な7項目妥協路線に止まろうとするのか。
今、学内には、又、全国の学生運動の中には7項目を乗り越えさらに徹底した民主化を実現できるエネルギーがあるのではないか。
君たち一人一人の未来、一人一人の全存在をかけて我々とともに無期限ストで闘おうではないか!